こんな方におすすめの記事です
- 人と会う機会が少なくなり、孤独や寂しさを感じる
- 大勢で騒いだ後、虚無感に襲われる
- 誰かといないと心に穴が開いている感じがする
この記事を読み終える頃には孤独の時間を前向きに捉え、孤独を愛して自分自身で心を満たせるようになるヒントが得られると思いますので是非最後まで読み進めていただければと思います。
そもそも孤独とはなにか
孤独とは、他の人々との接触・関係・連絡がない状態を一般に指す。 「自分がひとりである」と感じる心理状態を孤独感という。
そうなんです。孤独感とは心のつながりを感じることが出来ない心理状態を言い、それは物理的に1人でいようと大勢でいようと関係なく、自分の感じ方次第ということなんですね。
ですが、「孤独だ、寂しいなどと思っている自分はダメだ」とご自身から湧き上がる感情を否定することはしないでくださいね。
なぜかというと感情を否定するということは、自分を否定していることになり、自己肯定感の低下やうつ病などの精神的健康のリスクに繋がってしまうことがあるからです。
湧き上がる感情も大切なご自身が創り出した感情です。まずは、自分はそう感じているんだということを受け入れるところから始めていきましょう。
なぜ孤独が悪いのか
“孤独”という表現はなにかとネガティブな印象を抱きやすいですよね。例えばこれを“孤高”という言葉に置き換えてみるとどうでしょうか?
なんだかちょっと自ら進んで自分の道を突き進むようなポジティブな印象に変わりませんか?
要するに、ネガティブな“孤独”が高血圧、肥満、睡眠障害など多くの健康への影響があると言われている孤独です。一方で今回おすすめする健康的な孤独とは孤高のように自ら選択して一人の時間を有効活用するという孤独の事です。
これは自分の人生を自分の力でコントロールしているという自信にも繋がる行動です。
健康的な孤独に必要な事3つ
ではここからは、私の実体験も含めて効果があったことを3つに絞ってご紹介します。
結論から言うとそれは以下の3つです。
- 身体に優しい自然な食生活をする
- 信頼出来るひとを書き出してみる
- 自分の心の声に耳を傾けて心に従う
順番に解説していきます。
身体に優しい自然な食生活をする
「え?孤独と食生活って関係あるの?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、
はい、関係あります。
私たち人間は心と身体のどちらかが健康でないと、どちらかが引っ張られてしまうということが起こります。
心の健康を考える上で、肉体の健康もとても大切です。
これは私たち人間の身体が、食べた物で作られているということもさることながら、肉体・精神・魂が私たちを構成しているからなのですね。
実際に、私自身も食生活を変えて腸内環境を整えたら食物アレルギーも治りましたし、性格もだいぶ穏やかになったという経験を経て今があるのでそのことをとても実感しています。
飽食の時代と言われる現代では、簡易的な食事やファストフードのような、高カロリーでありながら栄養素が空っぽというエンプティカロリーの食事というものも多くあります。
心身ともに生命力を高く維持するには、身体が活動するエネルギー源としての三大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)とそれらをエネルギーとして使えるように体内での消化・吸収・代謝をするのに必要なビタミンやミネラルと水分をバランス良く摂取する必要があります。
心が疲れている時に、無理に元気になろうというのは逆効果になりますが、そういう時は肉体を使って行動から入ります。いつもより丁寧に自分の為にバランスの良い優しい味の食事を作ったり、食事という行為に時間をかけてみてください。
私たちの身体は私たちが生きて活動する為に、24時間365日毎日毎日せっせと体内で微生物を始め、私たちの細胞が生命活動の為のお仕事をしてくれています。
会社に例えると私たちの脳は社長です。いつも社長の命令に従い、ホルモン、血液、内臓、筋肉を始め本当に多くの部署がお仕事をしてくれています。
こういう事って、自分が孤独だという感覚でいると見落としがちなので是非意識してご自身の身体を労わる食事をしてみてください。
自然の恵みがくれるお野菜や果物、それを作る方々などにもとても感謝の気持ちが湧いてきます。
このように体内の微生物などのミクロの視点と食物を作る宇宙にある地球というマクロの視点で物事を捉えると今までとは違う世界が見えてきますよ。
実際1人で生きていると思っても、どうやったって私たちは宇宙や地球や動植物や人々から愛情をもらって生きているのです。それは紛れもない事実です。
そしてお料理を作る時間を通して自分の内面と向き合うとても良い時間にもなりますよ。
このように意識するのとしないのでは心の満足度も大きく変わりますので是非試してみてください。
信頼出来るひとを書き出してみる
続いては「信頼できる人を紙に書き出してみる」です。
普段何気なくお付き合いをしている友達などもいるかと思いますが、自分が本当に信頼できる人というのは誰なのかを紙に書いていきます。
あるいは尊敬している人でもOKです。
書いた後は、どういうところが信頼できるのか、尊敬しているのかなど、細かく書いていきます。
その後はその方々に連絡をしてみたり、会いに行くということもおすすめです。
内容は他愛ないことでも近況報告でも感謝の気持ちを伝えるでも、少し悩んでいるということでもなんでもOKです。
きっとあなたの信頼できる人なら親身になってくれるのではないでしょうか。
友達や知り合いは多ければ良いというわけではありません。
たった一人でも信頼し合える関係を築いていくことで心からのつながりを感じることが出来るようになります。
もしこの項目で、自分には信頼出来る人が思い浮かばないという場合は、それはそれでOKです。信頼出来る人がいないからダメということではないのでジャッジをせずに読み進めてください。
既にご紹介した食生活とこれからご紹介する心の声に従い行動していくという事をしていると宇宙は必ず味方をしてくれます。
まずは自分を信じて行動してみてください。
自分の心の声に耳を傾けて心に従う
やはり個人的に思うことは、心から望むことをして生きている人は活き活きするということです。
現代では、ありもしない「普通」に縛られたり、集団圧力があり、少しでも他の人と違う意見を持つと冷ややかな目で見られたり叩かれたりということが起きたりします。
こういう風潮は無くなり、個人を尊重し合える世の中になってみんながのびのびとハッピーに暮らしていけたらいいなぁと願っています。
さて話を戻します。
自分が「心からやりたいという事をやる」「やりたくない事をやらない」を実行しましょう。難しいという場合は少しずつでもいいので生活に取り入れてみる工夫をしてみましょう。
例えば小さい頃絵を描くことが好きだったけど、いつからか描かなくなったという事があったとします。
でもたまに絵を描きたいという思いが出てくるというのであれば、それは心が望んでいることです。自分の時間を確保して絵を描く為に一人の時間を楽しんでみましょう。
クリエイティブな事や身体を動かすことなど人によって様々だと思います。
他にも読みたい本をじっくりと読む。観たかった映画をゆっくり時間をとって観る。自然が好きなら自然豊かな場所に行くでも良いし、お部屋に植物を置いてみるなど小さなことからで大丈夫です。
ご自身の「したい」「好き」を自分が一番大切にしてあげてください。
そして心が拒否する事は出来るだけ「しない」という選択を自分でしていくこと。
「する」ことも大切ですが、個人的には「しない」ことを選択することはそれ以上に効果があると考えます。
こういった小さなことから自分の心を満たしていけるようになると結構最強かなと思います。
以前の私は寂しがり屋の甘えん坊で、病気をきっかけにものすごい孤独感に襲われたことがありました。ですが病気を克服する過程で自分で自分を満たせるようになり、今ではスペインと日本で遠距離恋愛を楽しめるくらい心に余裕がある自分になれました。
少しずつ自分を信じて自分の気持ちを大切にして変化を楽しんでみてください。
世界中がHappyな笑顔で溢れますように
最後までお読みいただきありがとうございます。