こんな方におすすめの記事です
- よく胃もたれをする
- よく消化不良をおこす
- ストレスを抱えている
- ながら食べをする
この記事を読み終える頃には、食後の重たい身体から解放され、食事が楽しみになるヒントが得られますので是非最後まで読み進めていただければと思います。
胃もたれってなぁに?
そもそも胃もたれって何なのでしょうか?
私たちの身体の健康を保つにはその人に合った食事の分量と質というものがとても大切になります。
自分の身体に合った量を摂取していないと、過不足が生じ、過剰摂取の場合には消化が間に合わず消化不良を起こしたり、不足の場合はエネルギー不足で正常に身体が機能しなかったりということになります。
質も同じです。炭水化物が多かったり、脂質が多かったりとならないように、身体が必要な栄養素をバランス良く摂り入れる必要があります。そしてそれは消化の得手不得手や腸内環境などの個体差に依存します。
私たちも仕事を抱えすぎるとオーバーワークでストレスになりますが、胃も同じで適量を超えるとオーバーワークでストレスを抱えてしまいます。
これが低酸症や胃酸過多を引き起こしてしまい、きちんと消化が出来ず胃もたれや胸やけなどの様々な症状として現れているという訳です。
胃もたれを治したい人が試すべき3つの事
ではここからは、解決に向けて試して頂きたいことを3つご紹介します。
結論から言うとそれは以下の3つです。
- 食事に集中する
- 食事と一緒にレモン水を飲む
- リラックスする時間を作る
順番に解説していきます。
食事に集中する
まずは食事に集中しましょう。
近年マインドフルネスの大切さが様々なところで取り上げられていますが、食事に集中することもその一つです。
リラックスして楽しく食事をすることが出来る時間を持ち、美味しそうな香りや見た目という五感を使って私たちの身体は消化の準備を始めるためにまずは唾液の分泌が始まります。実はこれが消化の始まりです。
皆さま唾液はきちんと出ていますか?
私たちは普段気にしていなくても、身体は本当に賢いのです。
唾液が出始めたら次はそれに伴い胃が食べ物が入って来ると認識して、胃の中を強酸状態にしようとします。
この準備が出来ていないと胃で消化が十分に行われない上に、胃の中が強酸になると食道と胃の間に弁という蓋があるのですが、これがしっかりと閉まらず、胃酸が上に上がってきてしまうという現象が起こります。
そして消化もしっかりと終えられず、ムカムカして身体もダルい。良い事無しですよね。。。
このことからながら食べをしている人は、しっかりと唾液の分泌や胃酸の分泌がされていない可能性が高いです。
- テレビを見ながら食事をする
- 仕事をしながら食事をする
- 愚痴を言いながら食事をする
良く子供の頃はテレビを見ながら食事をすると怒られたりした覚えがある方もいるかもしれませんが、大人になるとやっている方多いのではないでしょうか?
食べることに集中して、しっかりと咀嚼して、食材や味について話したり、時間と労力を使って美味しいご飯を作ってくれた人に、『いただきます』『これすごく美味しいよ』『ごちそうさまでした』を伝えるなどという行為は、作ってくれた人も喜びになりますし、何よりも食べた物を身体がしっかりと消化・吸収する上で、あなたにとっても大切なことなのです。
さらに、食事に集中してゆっくり時間をかけて咀嚼して食べると、腹八分目がわかるようになってくるので、食べ過ぎることも防ぐことが出来ます。
食事一つにしても、生命活動を営む大切な行為ですのでしっかりと向き合っていきましょう。
食事と一緒にレモン水を飲む
さて2つ目は食事と一緒にレモン水を飲むということです。
先ほど、胃での消化の仕組みで胃の中を強酸にするというお話をしましたが、これがストレスの多い現代では、なかなか出来ていない方が多かったりします。
急いで食事をしたり、先ほどお伝えしたながら食べをしたり、イライラしながら食べていたりしたらどうでしょう。
こういった時は、交感神経が優位になります。
それでは身体も戦闘態勢の状態で、食べ物を消化するどころではないと認識します。
というのも私たちの身体は食べ物を消化・吸収するときは副交感神経が優位な状態になるからです。
もちろん1つ目でお伝えしたように食事に集中するということも意識して行動に移して頂きたいのですが、胃酸がしっかり出ていないなどの、身体の状態を把握するためにも試して頂ければと思います。
やり方は以下の通りです。
How to do
レモンを2分の1個絞り入れる
1口食べたらレモン水を飲むようにする
これを実行して食後、普段よりも胃の調子が軽く感じるなら消化の助けになっていますので是非続けてみましょう。
あまり変化が無い場合は、食事の内容を見直してみましょう。
(揚げ物、油もの、炭水化物過多、脂質過多、野菜が少ないなど)
大体の方は、胃酸がきちんと分泌されていないことが多いと筆者は認識しておりますのでこの方法で改善はみられると思います。
実際にこの方法をおすすめして何人もの方が改善されたと喜んで報告してくれたことを経験しています。
リラックスする時間を作る
最後はリラックスする時間を作るということです。
忙しく、ストレスが多い生活をしていると、リラックスを忘れがちです。
さらに、リラックスをしているつもりでも、実は緊張感が抜け切れていなく、本当の意味で身体や心をゆるめリラックス出来ていないということもあります。
というのも私自身8年前くらいにヨガを始めた時に、力を抜いていると思っていたけど、まだまだ抜けるということにインストラクターに言われ、自分で気づけていなかったということがあったからです。
今ならそれがわかるようになりました。
交感神経・副交感神経は自律神経が司っているため、私たちが意識してコントロール出来る範囲ではありません。
ただ1つ、それを調整出来るのが、呼吸です。
ですので、リラックスする時間を意図的に作り呼吸を観察してみてください。
呼吸が浅い場合は、まだリラックス出来ていない状態です。深くゆったりとした呼吸をすることで副交感神経を優位にしていきましょう。
そしてその感覚が身についてきたら食事の際にもその感覚を取り入れてあげればOKです。
身体は複雑に機能しているのですが、同時にシンプルであったりもします。
身体の機能が正常に働けるように、心と身体の声にしっかりと耳を傾けて一つずつ対応してあげましょう。
世界中がHappyな笑顔で溢れますように
最後までお読みいただきありがとうございます。